2階建てオープンスカイバスから見上げる!250万球のイルミネーション&2大タワー鑑賞と12橋ライトアップ隅田川クルーズ(軽食付)
今回は浅草から東京駅までを「クルージング」と「オープンスカイバス」でめぐる「2階建てオープンスカイバスから見上げる!250万球のイルミネーション&2大タワー鑑賞と12橋ライトアップ隅田川クルーズ(軽食付)」をご紹介します。
ライトアップされた美しい橋たち
ツアーは「東京都観光汽船 浅草発着所」よりスタート。
「東京メトロ銀座線」・「東武伊勢崎線」・「都営地下鉄」の三路線が通る浅草駅からほど近い、真っ赤な「吾妻橋(あづまばし)」のたもとに浅草発着所はあります。
以前ご紹介した同じ浅草発着所スタートのツアーとは雰囲気が変わり、夜の空にライトアップされた「東京スカイツリー」や「アサヒグループ本社ビル」などが美しく隅田川を彩っています。
東京の下町を流れている隅田川にはいくつも橋が架かっておりますが、その中のいくつかの橋は夜になるとそれぞれが異なるカラーでライトアップされ、昼とは別の顔を見せてくれます。
勝鬨橋(かちどきばし)
隅田川の下流に架かるライトアップ橋です。
勝鬨橋は「跳開橋(ちょうかいきょう)」として東洋一の規模を誇っていました。
跳開橋とは橋桁が跳ね上がるいわゆる跳ね橋で勝鬨橋は両開きの構造でした。
しかし晴海通りの交通混雑が激しくなったため1970年11月29日の開閉を最後に「跳開橋」としての本来の姿はみることはなくなりました。
日没後から22時の間にはグリーンとブルーのライトアップが施され昼間とはまた違う顔を見せてくれます。
永大橋(えいだいばし)
清洲橋(きよすばし)と対をなす曲線美の現在の永大橋は、清洲橋ともに関東大震災の震災復興のシンボルとして架けられました。
はじめて永大橋が架橋されたのは1698年までさかのぼり、将軍徳川綱吉の50歳の記念として架橋され、2007年4月には国の重要文化財に指定されました。
日没後から22時までの間は特徴である美しいアーチ部分が、鮮やかなブルーでライトアップされ幻想的な様子で川の上に浮き上がります。
空を仰ぎ東京をドライブ!
日の出桟橋に到着後は休憩を挟んだ後、いよいよスカイバスに乗車です!
この屋根のない2階建てスカイバスは日の出桟橋を後にした後、東京タワー、六本木、赤坂、銀座と人気のスポットをめぐり、東京駅丸の内付近にて解散となります。
オープンスカイバスならでは景色の数々をどなたにもお楽しみいただくため、各座席には英語・中国語・韓国語のGPS付き案内システムを搭載しています。
今回、自由席となっているため乗車時に渡されたひざ掛けを手に、各自思い思いの席に着席します。
屋根がないため左右どちらの席でもお楽しみいただけますが、左側は歩道側のためより近くでイルミネーションをご覧いただけます。
全員の乗車が完了したところでバスは走り出します。
東京タワー
東京タワーは1958年12月23日のグランドオープンから東京スカイツリーに完全移行するまで、テレビやラジオ、各機関の電波を飛ばす重要な拠点として活躍してきました。
だんだんとバスが東京タワーへ近づいていくごとに、車内からはその美しさに歓声が上がります。
日没とともに明かりが灯されますが、お写真のものは全体が温かみのあるオレンジ色に包まれており、ランドマークライトと呼ばれるライトアップ方法です。
通常のバスですと屋根が邪魔をしてしまいますがオープンスカイバスから見上げる東京タワーは大迫力です!
六本木ミッドタウン
東京ミッドタウンは2007年3月30日六本木で開業しました。
建設地は遡ること江戸時代、萩藩毛利家下屋敷でした。明治時代には陸軍駐屯地、終戦後には米軍将校の宿舎、日本返還後は防衛庁の庁舎として一般には約400年、閉ざされたエリアでした。現在はホテル、文化施設、130にも及ぶ商業施設、公園などが集約された複合型となっています。
そんな六本木ミッドタウンでは季節ごとにライトアップイベントを実施しています。
お写真のものは2016年クリスマスイルミネーションの「スターライトガーデン2016」。
約2,000平米もの広さの芝生広場にて宇宙をイメージした約18万個の青と白の幻想的な光のショーをご覧いただけます。
六本木けやき坂
六本木ヒルズの2016年クリスマスイルミネーションの一つ、「けやき坂Galaxyイルミネーション」はSNOW&BLUE(白色と青色)とCANDLE&AMBER(アンバー色(琥珀色)とキャンドル色)のイルミネーションが時間によって入れ替わるというイベントです。
今回のスカイバス通行時は温かみのあるCANDLE&AMBERで六本木けやき坂はロマンチックに彩られていました。
東京駅(丸の内駅舎)
東京駅は1914年12月20日に開業し2014年には開業100周年を迎えました。
総面積は182,000平米でなんと東京ドーム3.6個分もの広さ、一日の平均乗車人数は約418,000人と首都東京を支える巨大ターミナルで、2012年に丸の内駅舎は国の重要文化財に指定されており、建設当時の姿に復元されました。
そびえ立つビル群の中にライトアップされた歴史ある丸の内駅舎は過去と未来が融合したここならではの景色となっています。
いつもと違う東京の夜を
スカイバスは東京駅前の丸の内付近にてゆっくりと停止し、ここでツアーは終了となります。
イルミネーションをクルージングとスカイバスで楽しむ盛りだくさんのこのツアーは、クルージングでは船内放送が見どころを案内してくれ、スカイバスではバスガイドさんが軽快なトークで楽しませてくれます。ファミリーやお友達、カップルの方、どなたにもおすすめのこのツアーをぜひご体験ください!