<あうたびに、発見 横浜プラン>横浜消防出初式2017観覧&横浜港周遊クルーズ

2017年02月14日

年初めの横浜市内最大級の市民参加イベント「横浜消防出初式」を海上からご覧いただける<あうたびに、発見 横浜プラン>横浜消防出初式2017観覧&横浜港周遊クルーズをご紹介致します。

横浜消防出初式とは

年初めに行われる新春恒例の「出初式」は日本の消防関係者の仕事始めの行事です。
起源は江戸時代にさかのぼり、日本各地で行われています。
その中でも今回の「横浜消防出初式」は大規模で横浜屈指の観光スポット「赤レンガ倉庫」周辺で行われます。
普段、見ることのできない消防艇や消防ヘリによる一斉放水などをポケカルのツアーでは海上の特等席でご覧いただける上に、横浜港の周遊クルーズもお楽しみいただけます。

クルージングスタート

ピア象の鼻桟橋
集合場所の「ピア象の鼻桟橋」はみなとみらい線「日本大通り」2番出口よりベイエリアへ徒歩約3分の場所にあります。
サンタバルカ号
今回乗船した船の「サンタバルカ号」は2007年に建造され、全長17.5m、最大搭載旅客人数80人、イタリア語で「聖なる小舟」の意味を持つ船です。
受付をすませ乗船した後はライフジャケットを装着していただきます。
船内は暖房が効いており暖かいですが、大迫力の出初式をより近くでご覧になりたい方は船外にも出ることが可能ですので、普段よりも温かい服装で参加いただくことをおすすめいたします。
サンタバルカ名物、素敵な船長さんの軽快な挨拶から船は動き出し、ゆっくりと横浜港周遊クルーズがスタート。
この日は集合時間より参加者全員が早く集まったので、少し早めに出港したっぷり横浜港をめぐります。
大さん橋国際客船ターミナル
「大さん橋国際客船ターミナル」
地下1階、地上2階の横浜港にせり出したこのターミナルは2002年にグランドオープンしました。全長450mのターミナルはクジラをイメージしているそうです。
デザインコンペは41ヵ国660もの応募があり、その中からイギリス在住の建築家、アレハンドロ・ザエラ・ポロとファッシド・ムサヴィ両氏の作品が選ばれました。お写真は海上からしかご覧いただけない、クジラの口の部分です。
クジラが大きく口を開けている様子をイメージして先端部分はデザインされています。
大さん橋国際線ターミナルはガラス張りで、全面ウッドデッキ、屋上には芝生もあり、日中には芝生の緑と広い海と空を堪能でき、夜には横浜の美しい夜景がご覧いただけます。
カフェや展示なども行っておりますのでお時間があれば立ち寄ってみるのもいかがでしょうか。
にっぽん丸
ちょうどこの日は大さん橋国際客船ターミナルに商船三井客船株式会社のにっぽん丸が停泊していました。
新春オペラクルーズということで神戸から到着したところだというその船体は、さすがの大迫力です。
総トン数22,472t、全長166.6m、乗客定員524名のにっぽん丸は2010年に大改装を実施。大さん橋国際客船ターミナルと並んでも圧巻大きさです。
ヨコハマ グランド インターコンチネンタルホテル
弓なりの建物はヨコハマ グランド インターコンチネンタルホテルです。
地上31階、高さ140m、客室数594室のこのホテルの外観はヨットの帆をイメージしており、みなとみらいのシンボル的な存在です。
船は大観覧車「コスモクロック21」方面へと進んで行きます。
橋をくぐると運河のため、波も穏やかということで、国際橋の手前でいったん船は止まり、船長のアナウンスで船首部分が解放されます。
船員さんにサポートされながら、手すりを頼りに船首に向かうと、さえぎるものなく迫力の橋くぐりをご体感いただけます。
橋くぐり
橋を真下から見上げるなんてなかなかできないもの。
天候にもよりますが、船首が解放された際にはぜひ、ここからの眺めをお楽しみください。
コスモクロック21
運河ぎりぎりに建設されたコスモワールドのジェットコースターと横浜のシンボルの1つ「コスモクロック21」。
この大観覧車は全長112.5m、定員480名で、約15分の空中散歩をお楽しみいただけます。
名前の通り世界最大の時計機能付きの大観覧車で、夜になるとライトアップされ、様々な顔を見せてくれます。

横浜消防出初式

いよいよお時間も迫り、船は運河から再び会場へ進んで行きます。
海上保安庁消防艇
「海上保安庁消防艇」
出初式観覧場所へ向かう途中、海上保安庁消防艇を見つけた船長ができる限り接近してくれました。
船体には「FL01」の文字。この消防船は「ひりゆう」と言い、総トン数約280t、全長35mで毎分46,000リットルもの日本最大級の放水能力を持つ消防艇です。
消防艇よこはま
配置につくために移動しているのは横浜市消防局最大の消防艇「よこはま」。
「よこはま」は非常災害時に広域応援などに行けるように横浜港以外の海区域を航行できるようにレーダー等の航海設備完備、そのほかにも夜間や悪天候の中でも安全に航行できるように赤外線カメラなども装備しているそうです。
放水能力は毎分50,000リットルで、放水時には反動で船が移動しないようにプロペラを稼働させているそうです。

海上には消防艇、陸には消防車などが続々と配備されていく中、空からヘリコプターがやってきました。
この出初式は陸・海・空の3方面からの放水をお楽しみいただけます。
横浜市消防局航空隊はまちどり
ヘリコプターは横浜市消防局航空隊の「はまちどり1」と「はまちどり2」です。
ヘリコプターからの放水を皮切りに放水がスタートします。
海上保安庁消防艇ひりゆう
「海上保安庁消防艇 ひりゆう」からの放水
綺麗に弧を描く放水は圧巻です。この日は曇りでしたが、晴れているときは水しぶき越しに美しい虹が現れることもあるそうです。
横浜市消防局消防艇
横浜市消防局の消防艇の二台並んでの一斉放水も「ひりゆう」に負けないぐらいの迫力です。
横浜消防出初式放水
放水は一度少しの間を置き、もう一度行われ、いずれも大歓声が起こります。
出初式の来場人数は約8万人と言われており、陸上から観覧する際は場所に左右されてしまいますが、船の上からならゆったりと間近で観覧でき大迫力のひと時をお過ごしいただけます。

2度の放水が終了すると船はゆっくりと、出発地「ピア象の鼻桟橋」へ戻って行きます。
「横浜消防出初式」は2部構成となっており、今回のツアーで参加した放水は1部のフィナーレで行われたものでした。
クルージングを楽しんだ後は横浜の街を散策していただくのもよいですが、「横浜消防出初式」2部をお楽しみいただくはいかがでしょうか。
楽器演奏や航空救助訓練、そのほか参加体験型ブースには地震体験や消火体験などもあり、かなり盛りだくさんのイベントとなっておりますので、ぜひイベントをめぐっていただくのをおすすめします。
ただの出初式じゃない!横浜だからこそ一味も二味もおいしい盛りだくさんの<あうたびに、発見 横浜プラン>横浜消防出初式2017観覧&横浜港周遊クルーズツアー!ぜひお試しください。