スカイダック「水陸両用バス」東京観光と東京スカイツリー(R)天望デッキ入場ツアー

2017年09月14日

お休みの日に家族や友人みんなで楽しめる「≪家族でお出かけ!≫東京初の水陸両用バス「スカイダック」東京観光&東京スカイツリー(R)天望デッキ(350M)~和食御膳ランチ付き~」をご紹介致します。

集合場所は「とうきょうスカイツリー駅」


ツアーの集合場所は、東武スカイツリーライン「とうきょうスカイツリー駅」正面口で、都営浅草線「本所吾妻橋駅」A4出口からも徒歩7分程の場所にあります。都営浅草線「押上駅」から東京スカイツリータウン(R)を抜けても徒歩15分程で到着できます。
ポケカルの赤い旗を目印に受付をすませたら、早速最初の目的地、昼食場所へと出発です。

昼食


昼食場所の「なりひら」は、東京スカイツリータウン(R)から徒歩5分程の場所にある、旬の野菜と新鮮素材にこだわった和食料理屋さんです。

昼食のメニューは「からあげ&お刺身定食」。小鉢も2つ付いていて、ボリュームがあります。肉、魚、野菜をまとめて食べられるのも嬉しいポイントですね。

食べ終わった後は東京スカイツリー(R)入場まで時間がありますので、そのままゆっくりお喋りに花を咲かせたり、徒歩5分程のところにある東京ソラマチ(R)でショッピングをお楽しみいただくこともできます。
その他、私のおすすめは近くの川沿いを散策することです。爽やかな風が吹いていて心地よく、のんびりと過ごすことができます。地元の方でしょうか、釣りをしている人の姿も見かけました。

東京スカイツリー(R)天望デッキへ

東京スカイツリー(R)は2012年5月に開業し、今年で5周年を迎えました。634mという高さは東京周辺の旧国名「武蔵」の語呂合わせにもなっています。

再集合をして東京スカイツリー(R)天望デッキへと向かいます。個人で行くと、混んでいる日はチケットを買うにも長い時間列に並んで待たなければならないこともありますが、このツアーでは事前に団体予約されているので、スムーズに入場することができます。

手荷物検査を経て、エレベーターへ。天望シャトルと呼ばれるエレベーターは4基あり、それぞれ春・夏・秋・冬をテーマに異なる装飾が施されています。私の乗った天望シャトルは冬をテーマにしており、都鳥の空が描かれていました。分速600m、約50秒で天望デッキへ到着です。

この日はあいにくの曇り空でしたが、隅田川や上野恩賜公園、東京ドームなどを見渡すことができました。天望デッキは地上350mの高さにあり、晴れていれば高尾山や富士山も遠くにご覧いただけます。車や列車がまるでミニチュアのおもちゃのように動いている様は、いつまで見ていても飽きません。

天望デッキにはこの他、江戸時代に鍬形蕙斎によって描かれた「江戸一目図屏風」が展示されていたり、フォトサービスコーナーやカフェコーナー、ショップも設置されています。
別料金になりますが、450mの高さにある天望回廊にのぼって季節ごとのイベントをお楽しみいただくこともできます。

帰り道の途中にあるフロア340には、ガラス床が設置されていました。厚さ12mmの強化ガラスが4枚重ねられているそうです。東京スカイツリー(R)の鉄骨や付近の建物が自分の真下に見えるので、ガラスが割れてしまったらどうしようとドキドキしてしまいます。

地上に戻ったら本日最後のお楽しみ、水陸両用バス「スカイダック」へと向かいます。

「スカイダック」で「スプラ~ッシュ!!!」


水陸両用バス「スカイダック」は、2013年に東京に初登場しました。普通のバスとは違って車高が高く、独特のフォルムをしています。このバスの特徴はなんといっても、陸上だけでなく水上もそのまま走れること! 東京の下町観光をする途中で、水の中へのスプラッシュ体験も味わえるのです。

バスの後方に回ってみると、車体の下にスクリューがついているのを見つけました。

座席は指定席になっており、椅子の下には救命胴衣も備え付けられています。窓ガラスがついていないため解放感があり、外の景色がクリアに見えることも特徴のひとつです。
車内での食事は禁止されていますが、ペットボトルなど蓋の付いた飲み物はお持込みいただけます。

シートベルトを締めたらいよいよ出発です。ガイドさんの軽快な案内とともに、錦糸町、亀戸、西大島と東京の下町を順に車窓観光していきます。
途中、アヒルのくちばしのような形をしたダック笛が配られました。ガイドさんが出題する3択クイズに回答する時に使う他、いつでも好きな時に鳴らしてよいということで、お子様たちには特に大人気でした。

やがてバスは旧中川のほとりに到着します。ここからいよいよ水の中へとスプラッシュです。
カウントダウンのかけ声の練習をし、救命胴衣の説明を受けたらいざ出発。
「3、2、1、スカイダーック!!」
盛大な水しぶきとともに、バスは川の中をゆっくりと走り出しました。

旧中川には信号機のついた橋が架かっています。この先には荒川ロックゲートといって、荒川と旧中川という水位に差がある2つの川の間を船が行き来するための装置があります。この信号は、その荒川ロックゲートを通航するためのものなのだそうです。

カヌーを練習する人たちの姿や、鴨などの鳥を眺めながら、バスは旧中川をクルージングしていきます。途中では7ノットという、スカイダックで出せる最速のスピードも実演してくださいました。自転車ぐらいのスピードですが、国内にある他の水陸両用バスよりもずっと速いのだそうです。

たっぷりクルージングを楽しんだら、バスは先ほど下ったスロープを使って地上へ戻り、約20分間の休憩となりました。
旧中川は海に近いため、水の中に多少の塩分が含まれており、川から戻ったら車体をきれいに洗い流す必要があるのだそうです。

休憩場所は「旧中川・川の駅」になっており、お土産を買ったりカフェでくつろいだりできる休憩スペースが設けられています。土手から眺める川の景色はのどかで落ち着いていて、日々の喧騒を忘れさせてくれるようです。

バスは再び陸上を走り出し、ガイドさんの案内で東大島や亀戸梅屋敷などの景色を車窓から観光します。

先ほどのぼった東京スカイツリー(R)がきれいに見えるスポットも案内してくださいました。カメラをお持ちの方はぜひ写真におさめてみてはいかがでしょうか。

バスのりばに戻ったらツアーは解散です。まっすぐ家路につくのもよいですが、東京スカイツリータウン(R)を探検したり、東京スカイツリー(R)のライトアップを楽しんでから帰宅するのもおすすめです。

みんなでワイワイ、冒険小旅行!

たった半日で、水・陸・空と3つの視点から東京&東京スカイツリー(R)観光を楽しめる「≪家族でお出かけ!≫東京初の水陸両用バス「スカイダック」東京観光&東京スカイツリー(R)天望デッキ(350M)~和食御膳ランチ付き~」でした。