月島観光に欠かせないおすすめスポット8選!湾岸エリアの魅力満喫!

2016年07月14日

東京の今と昔が共存する街「月島」。定番グルメの「もんじゃ焼き」や最近話題のカフェなど、魅力が満載です。
今回は東京観光に欠かせない、月島のおすすめスポット8選をご紹介します。

月島もんじゃストリート

月島もんじゃストリート
月島といえばやっぱり「もんじゃ焼き」!月島には「もんじゃストリート」という、もんじゃ焼きのお店が立ち並ぶ通りがあります。

●もんじゃストリートの概要
「もんじゃストリート」とは月島のメインストリートである「月島西仲通り商店街」の通称で、月島でも特に有名な観光名所です。
下町情緒あふれる全長500mの通りとその周辺には、60軒以上のもんじゃ焼きのお店が並んでいます。

●おすすめのお店
もんじゃストリートの中でも、特に人気の高いお店を4店ご紹介します。

・「もんじゃ近どう 本店」
1950年(昭和25年)創業の、月島最古の老舗もんじゃ店で、伝統の味を味わうことができます。
「もちチーズ入りめんたい」や「豚キムチもんじゃ」などが人気です。

住所:東京都中央区月島3丁目12-10
アクセス:東京メトロ・地下鉄大江戸線「月島駅」5番出口から徒歩5分

・「もんじゃまぐろ家 本店」
芸能人や政治家御用達の名店で、マグロをトッピングした「まぐろもんじゃ」が人気です。
もんじゃ焼きだけでなく、新鮮な魚介類を使った鉄板焼きも楽しめます。

住所:東京都中央区月島3丁目7-4
アクセス:東京メトロ・地下鉄大江戸線「月島駅」10番出口から徒歩1分
     地下鉄大江戸線「勝どき駅」A2出口から徒歩5分

・「もんじゃ 蔵(くら)」
もんじゃストリートのメイン通りに店を構える、大人気のお店です。
独自のメニューが多く、女性向けに考えられた「明太クリームもんじゃ」や「クラムチャウダーもんじゃ」などがあります。

住所:東京都中央区月島3丁目9-9
アクセス:東京メトロ・地下鉄大江戸線「月島駅」7番出口または10番出口から徒歩3分

・「いろは 本店」
1955年(昭和30年)創業の老舗もんじゃ焼き店のひとつで、グルメ雑誌の月島もんじゃ食べ比べ企画では、ランキング1位に輝いたこともあります。
メニューには「明太もちチーズもんじゃ」や「牡蠣もんじゃ」「ピザもんじゃ」などがあります。

住所:東京都中央区月島3丁目4-5 サングランパ2F
アクセス:東京メトロ・地下鉄大江戸線「月島駅」8番出口から徒歩3分

佃島

佃島
古い建物と近代の高層ビルのコントラストが、絶妙な風景を生み出しています。

●佃島の名前の由来
佃島とは中央区佃の周辺地区の通称で、地名に「島」と付いている通り、もともとは独立した島でした。
現在では月島と土地が一体化していて、東京都道473号線を挟む形で月島の東側に位置しています。
また、佃島は「佃煮発祥の地」と言われています。佃島の佃煮は徳川家康が広めたという説が、こんなエピソードとともに語り継がれています。
本能寺の変から逃れていた家康が道中で食料に困っていたとき、摂津国西成郡佃村(現在の大阪市西淀川区)の漁師たちが保存食として用意していた小魚の煮物(佃煮の原型)を献上しました。この保存食に身を救われた家康は、佃村の漁師たちを江戸の干潟に集団移住させ、その地を「佃島」と名付けました。この出来事がきっかけで、佃煮が全国に広まったと言われています。

●佃島の魅力・見どころ
佃島には関東大震災や第二次世界大戦の戦火を免れた、昔ながらの下町情緒あふれる建物が今も残っています。
その一方で、行政による再開発事業が進められていて、近代的な高層ビルが次々と建てられています。
佃島は、江戸情緒の面影と最先端都市という二つの顔を併せ持った、貴重なスポットとなっています。

住吉神社

住吉神社
佃島を訪れた際には徳川家康と関わりの深い、300年以上の歴史を持つ「住吉神社」にもぜひ訪れてみてください。

●住吉神社の概要
住吉神社は、徳川家康とともに江戸に移住した漁師たちによって佃島の西側に創建された神社です。
なかには住吉三神、神功皇后、そして徳川家康の魂が祀られており「海上安全」や「渡航安全」などのご利益があると伝えられることから、海運業や各問屋組合の人々から今でも篤い信仰を受けています。
住吉神社は、台東区と中央区の下町にある8つの神社から構成される「下町八社巡り」のひとつに数えられています。

●住吉神社の魅力と見どころ

・例祭
毎年8月6日に住吉神社を中心として開催されるお祭りで、当日は東京中から多くの人が来場します。
4日間に渡り、神輿を船の上にのせて街中を練り歩く「船渡御」(ふなとぎょ)などの特別な催しが月島地域全体で行われます。
例祭以外にも、4月に行われる「住吉神社さくら祭り」や、大みそかに行われる「大祓」(おおはらえ)など、年間を通じて季節に応じた行事や神事が開催されます。

・文化財
参拝前に身を浄めるために使う「水盤舎」(ちょうずや)という施設や、正面鳥居の上に飾られている「扁額」(へんがく)、例祭で使われる神輿などは、いずれも中央区が指定する「中央区民登録文化財」に選ばれています。

住所:東京都中央区佃1丁目1-14
アクセス:東京メトロ・地下鉄大江戸線「月島駅」6番出口から徒歩5分

公式サイト:http://www.sumiyoshijinja.or.jp/sumiyoshi.html

晴海ふ頭公園

晴海ふ頭公園
「月島からキレイな景色を眺めたい」という方には、「晴海ふ頭公園」がおすすめです。
レインボーブリッジや客船、都心の建物を一望することができ、夜景もキレイです。

●晴海ふ頭公園の概要
晴海ふ頭公園は、月島の南側に位置する海上公園です。
東京の海の玄関「晴海埠頭」がすぐ隣にあるので、世界中の港からやってきた豪華客船をはじめ、大小さまざまな船が出入り・停泊しているところを眺めることができます。
緑豊かな敷地内は、映画やドラマの撮影場所として使われることがあるので、有名人と遭遇することもあるかもしれません。

●晴海ふ頭公園の魅力・見どころ

・バーベキューができる
晴海ふ頭公園には、バーベキュー施設の整った広場が噴水を挟む形で2カ所用意されています。予約は不要で、器材や食材を用意してくれるプランや、食材を自分で持ち込む器材レンタルプランなどがあり、自由に利用することができます。

・「夜景八選」に選ばれている
晴海ふ頭公園は夜景が美しい場所で、中央区観光協会の「夜景八選」に選ばれています。夜の晴海ふ頭公園の展望台からは、ライトアップされたレインボーブリッジを正面に、昼間とまた違った東京の景色を眺めることができます。

住所:東京都中央区晴海5丁目
アクセス:「四谷駅」「東京駅」丸の内南口から都バス「都03系統」乗車、「晴海埠頭(晴海客船ターミナル)」で下車
     「錦糸町駅前」から都バス「錦13甲」乗車、「晴海埠頭(晴海客船ターミナル)」で下車

公式サイト:http://www.tptc.co.jp/park/02_01

月島温泉

月島温泉
月島観光で歩き疲れたら、肌に優しい軟水銭湯「月島温泉」で疲れた体をリフレッシュしてみてはいかがでしょうか?

●月島温泉の概要
月島温泉とは、もんじゃストリートの一角にある「サングランパ」という9階建てビルの中にある銭湯です。2階には先ほど紹介した、もんじゃ焼き店「いろは 本店」があります。

温泉内で使用するお湯にはすべて軟水が使われており、白湯や薬湯、ジャグジー、電気風呂、露天風呂と、さまざまな方法で温泉を楽しめるようになっています。
また、同じビルの1階には「祈願成就」や「病気平癒」のご利益があるとされる「月島観音像」が安置される、温泉に入る前にお参りをすることもできます。

住所:東京都中央区月島3丁目4−5 2F
アクセス:東京メトロ・地下鉄大江戸線「月島駅」7番出口から徒歩6分

公式サイト:http://tsukishima-onsen.seesaa.net/

勝どき橋

勝どき橋
現在は「開かずの橋」となっている、国の重要文化財「勝どき橋」は、月島の隅田川沿いから眺めることができます。夜になるとライトアップもされてロマンチックな夜景を演出してくれます。

●勝どき橋の概要
勝どき橋は、隅田川に架かる橋の中で最も下流に位置しています。全長は246m、1940年(昭和15年)6月14日に完成しました。
日本に現存する数少ない跳開橋(大型船舶の通過時に上に開く橋)のひとつでしたが、隅田川を航行する船が減少したことや、勝どき橋の交通量が増加したため、1970年(昭和45年)11月29日の開閉を最後に、橋が開かれることはなくなりました。
歴史ある橋であることから、2007年(平成19年)6月には同じく隅田川に架かる「清洲橋」「永代橋」とともに、国の重要文化財に指定されています。

月島側から勝どき橋を渡ったところの左手には、「かちどき橋の資料館」があります。そこでは橋の設計図や関連資料、実際に開閉している場面を映した写真を見ることができます。

住所:東京都中央区築地6丁目~勝どき1丁目(晴海通り)
アクセス:都営大江戸線「勝どき駅」または東京メトロ日比谷線「築地駅」から徒歩

東京の観光公式サイト:http://www.gotokyo.org/jp/kanko/chuo/spot/s_175.html

屋形船 千羽丸(せんばまる)

屋形船 千羽丸(せんばまる)
「海の上から一味違う観光を楽しみたい」という方は、屋形船「千羽丸」に乗ってみてはいかがですか?船内でもんじゃ焼きを食べながら、東京の景色を楽しむことができます。

●屋形船 千羽丸の概要
「屋形船 千羽丸」とは、晴海埠頭にある「黎明橋公園」(れいめいばしこうえん)を乗船場として東京湾を周遊する屋形船です。
この船の最大の特徴は、船内にもんじゃ焼きを作るための設備が完備されていて、屋形船に乗りながらもんじゃ焼きを食べられる点です。
船内への飲食物の持ち込みは自由なので、利用者はバーベキュー感覚で船上の食事を楽しむことができます。

船が回るコースは決まっていて、レインボーブリッジをくぐってお台場が目の前に見えてきたところで一度停泊をします。
停泊中は景色を見ながら食事をしたり船の外に出て、お台場の景色を撮影したりと、自由に過ごせます。

住所:東京都中央区晴海3-1-6(黎明橋公園内船乗り場)
アクセス:都営大江戸線「勝どき駅」から徒歩5分

フクロウのみせ

フクロウのみせ
「猫カフェ」や「うさぎカフェ」といった動物と触れ合えるカフェが人気ですが、月島にある「フクロウのみせ」では、ふわふわで人懐っこいフクロウと触れ合うことができます。

●フクロウのみせの概要
「フクロウのみせ」とは、フクロウカフェの元祖と言われているお店で、2012年10月にオープンしました。
食事をしながら店内で放し飼いにされている約15羽のフクロウと自由に触れ合うことができ、手や肩、頭に乗せたりして楽しめます。
また、店内には本物のフクロウがいるだけでなく、フクロウのイラストが描かれたTシャツや室内照明、フクロウモチーフのキーホルダーなど、種類豊富なお土産も売られています。

お店は予約制となっていて、10~15人が1時間ごとに入れ替わるシステムです。
電話予約ができないため、開店前にお店に行って予約をしておき、時間が来るまでにほかのスポットを観光しておくと良いでしょう。

住所:東京都中央区月島1-27-9
アクセス:東京メトロ・地下鉄大江戸線「月島駅」10番出口から徒歩約5分

●公式ブログ:http://ameblo.jp/fukurounomise/

ユニークな名スポット満載の月島へ

月島は、もんじゃ焼き以外の魅力も満載の、東京の隠れ場スポットです。
東京の今と昔を同時に楽しんだり、昼と夜で違った顔を見ることができる月島を、東京観光の際に訪れてはいかがですか?