富士山周辺の厳選観光スポット8選!一度は行きたい・登りたい!

2016年07月15日

世界文化遺産「富士山」は、日本を象徴する神秘的な山です。
その周辺地域には、豊かな自然が生み出した不思議な場所が数多くあります。
今回は、富士山とその周辺のおすすめ観光スポット8選を紹介します。

富士山五合目

富士山五合目
「富士山五合目」は車や公共交通機関で行くことができるアクセスの良さが魅力の観光地です。富士山の自然の広大さを比較的手軽に感じることのできるスポットとして、毎年多くの観光客が訪れています。

●富士五合目とは
・登山道のスタート地点
富士山五合目は、有料道路「富士スバルライン」の終着点に位置しています。標高は2305mにも及びますが、河口湖の料金所からは約40分でたどり着くことができます。
富士登山で最もポピュラーな「吉田ルート」の出発地点であるため、登山用の施設が軒を連ねていますが、「天地の境」という景色が目の前に広がる、自然豊かな観光スポットでもあります。「天地の境」とは森林限界に位置していることを言い、そこから山頂を仰げば荒涼とした景色が、そして同時に眼下には緑豊かな風景の広がりを見ることができます。

・御中道(おちゅうどう)
「御中道」というトレッキングコースは、富士山五合目から六合目辺りで水平方向に富士山を一周するコースになっています。以前は修験者用の道とされていましたが、現在では整備が進み、誰もが気軽に楽しめるコースになっています。

・小御嶽神社(こみたけじんじゃ)
「小御嶽神社」は、現在の富士山の土台となっている「小御岳」の山頂だった場所に建っている神社です。境内には天狗が持っていたと言われる「百貫の大斧(重さ約375キログラム)」があります。神社の脇にある展望台からは、富士五湖の一つ「山中湖」を望むことができます。

●富士山五合目の住所・アクセス
・住所
山梨県南都留郡富士河口湖町小立1204-1

・アクセス
<車>
河口湖インターチェンジ→国道139号線→富士スバルライン
<電車・バス>
富士急行線「河口湖駅」で富士急バス「富士山五合目行き」乗車
<高速バス>
東京から:新宿西口バスターミナル「山中湖行き」乗車→「河口湖駅」下車→富士急バス「富士山五合目行き」乗車(期間限定で直行便あり。)
名古屋から:名鉄バスセンター「富士五湖線」乗車→「河口湖駅」下車→富士急バス「富士山五合目行き」乗車(開山期間限定の運行)

●富士山五合目公式サイト:http://www.fujiyama5.jp/

忍野八海(忍野八海)

忍野八海(忍野八海)
富士山の価値を構成する要素のひとつ「忍野八海」は、富士山の伏流に水源を発する代表的な8つの湧水池です。ここの水は非常に澄んでおり、名水百選にも指定されています。それぞれの池の特徴をご紹介します。

●出口池(でぐちいけ)
忍野八海最大の広さを持っています。他の湧水池とは離れた場所に位置しているために、交通の便はよくありませんが、その分観光客が少なく、厳かな富士の自然を満喫できます。

●御釜池(おかまいけ)
ここは忍野八海のうちで最も小さな池であり、畳十四畳ほどの広さしかありません。一方で深さは最大4メートルと、忍野八海1番の深さを有しています。そのため、水の深い青さを楽しむことができます。

●底抜池(そこなしいけ)
洗い物をしていた際に、落としたものが全て飲み込まれたという伝説を持っています。しかし、実際の水深は1.5メートルほどしかありません。この池は忍野八海の中で唯一個人が所有する池のため、同敷地内の「はんのき資料館」の入館料(300円)が必要になります。

●銚子池(ちょうしいけ)
縁結びの池と言われていますが、残っている言い伝えの内容は悲劇的です。
昔、ある花嫁が式場でおならをしてしまったことを恥じて、銚子(お酒を分ける器)を持ったままこの池に身を投げたとされています。今でも池の底に、その時花嫁が履いていた草履が見えることもあると言われています。

●湧池(わくいけ)
八海一の湧水量を誇っています。また忍野八海の中で最も賑わいのある場所でもあります。おみやげを買うならここが良いでしょう。さらに、池の中には水中洞窟が延びていて、幻想的な雰囲気を醸し出しています。

●濁池(にごりいけ)
現在では井戸水の流入もあって、非常に澄んだ水質を維持していますが、以前は人が飲めないほど水が濁っていました。
濁池に関する伝説が残っています。あるとき、喉の渇いたみすぼらしい修行者が、この池の水をたった一杯、持ち主の老婆に求めたそうです。修行者をただの乞食だと勘違いした老婆が無愛想に追い返そうとしたところ、池の水が途端に濁ってしまったと言われています。

●鏡池(かがみいけ)
「鏡池」は、湧水が少ない池ですが、忍野八海の中でも絶好の撮影スポットとなっています。鏡池の名にある通り、条件さえ整えば、水面に映る逆さ富士を写真に収めることができます。

●菖蒲池(しょうぶいけ)
池の周囲に菖蒲が植えられているために、この名が付いています。伝説では、この菖蒲で人々の病が治癒したことも伝えられているため、パワースポットとして訪れる人もいます。

●忍野八海の住所・アクセス
・住所
山梨県南都留群忍野村忍草

・アクセス
<車の場合>
御殿場IC→国道138号線経由→忍野村
<電車>
富士急行大月線「富士山駅」下車→バス「ふじっ湖号」乗車→「忍野村役場前」下車

●忍野八海公式サイト:http://www.vill.oshino.yamanashi.jp/8lake.html

河口湖

河口湖
豊かな緑に囲まれ、富士五湖の中では唯一、湖の中に島がある「河口湖」。北岸から望む逆さ富士の美しさは、その写真がポストカードやカレンダーにも使われるほどです。

●河口湖とは
河口湖は富士五湖の中で最も交通の便が発達しているため、観光・娯楽施設が周辺には数多くあります。ヨットやサイクリング、釣りといったアクティビティを楽しむこともできます。また、河口湖の南北に架かる「河口湖大橋」は、「日本の道百選」に選ばれた絶景ポイントとしても知られています。

●河口湖の住所・アクセス
・住所
山梨県南都留郡富士河口湖町

・アクセス
<車>
中央自動車道河口湖IC、または東名自動車道御殿場ICから国道138号線で須走を経由して東富士五湖道路富士吉田
<高速バス>
東京から:「東京駅」または「新宿西口」→「富士五湖」
「渋谷駅」→「河口湖駅」「富士山駅」
名古屋から:「名古屋駅」→「河口湖駅」「富士山駅(リゾートエクスプレス)」
関西から:「大阪駅」「京都駅」→「河口湖駅」「富士山駅(フジヤマライナー)」
<電車・バス>
JR中央線「大月駅」下車→富士急行線「河口湖駅」下車
JR御殿場線「御殿場駅」下車→「富士急行」山梨バス乗車→「河口湖駅」下車
東海道新幹線「新富士駅」下車→「富士急行」山梨バス乗車→「河口湖駅」下車

●河口湖公式サイト:https://www.fujisan.ne.jp/

●河口湖天上山公園
河口湖の湖畔にそびえる「天上山」は童話「カチカチ山」の舞台とされています。絶景ポイントは2つあります。1つは山頂までのロープウェー、2つ目は雄大な河口湖を一望できる山頂での大パノラマです。どちらも、富士山を裾から見上げたときとは全く異なる美しい景色を見ることができます。
また、山頂付近には「知恵授受」や「健脚」のご利益があるとされる「うさぎ神社」や、「恋愛成就」「無病息災」を願う鐘など、パワースポットも点在しています。

・河口湖天上山公園の住所・アクセス
住所:山梨県南都留郡富士河口湖町浅川1163-1
ロープウェーまでのアクセス:富士急行線「河口湖駅」から徒歩約10分
公式サイト:http://www.kachikachiyama-ropeway.com/

●周辺の観光施設
・オルゴールの森
1800年代から1900年代の自動演奏装置を集めた、オルゴール博物館です。ヨーロピアンテイストで統一された空間は、日本にいながらも異国情緒を感じさせます。かのタイタニック号に積まれるはずだった「オーケストラ演奏機」が展示されていて、その音色を聴くことができます。また、自分だけのオルゴールを制作できるクラフト体験もあります。

住所:山梨県南都留郡富士河口湖町河口3077-20
公式:http://www.kawaguchikomusicforest.jp/

・ハーブ館
河口湖の湖畔に昔から佇む観光スポットで、女性に人気があります。館内では、ハーブを使ったアロマグッズやハーブティー、オイルを販売しています。フラワーアレンジメントの制作体験もすることができます。

住所:山梨県南都留郡富士河口湖町船津6713-18
公式:http://www.herbkan.jp/

・クラフトパーク
手作りのおみやげをプレゼントしたり、自分だけのアクセサリーをつくりたいという人におすすめです。オリジナルのガラス作品やとんぼ玉、シルバーアクセサリーを制作することができます。

住所:山梨県南都留郡富士河口湖河口3118
公式:http://kcraftpark.com/

西湖(さいこ)

西湖(さいこ)
「西湖」は富士五湖の一つであり、透明度の高い水と美しい景観が特徴です。富士山を望みながらの釣りやキャンプを楽しむことができるため、これからの季節にぴったりのレジャースポットです。

●西湖とは
西湖の湖底は富士山の地下とつながっており、美しい水質を保っていると言われています。
きれいな水と寒冷な気候のもとでしか育たない、天然記念物の「フジマリモ」が棲息しているほか、約70年前に絶滅したとされていた「クニマス」が棲息している唯一の湖です。美しい水質が自然を育み、太古の姿を現在に伝えている貴重なスポットです。

●西湖の住所・アクセス
・住所
山梨県南都留郡富士河口湖町西湖

・アクセス
<車>
河口湖IC→国道139号線または137号線から河口湖・湖北ビューライン経由→西湖
<電車・バス>
富士急行線「河口湖駅」下車→西湖周遊バス「根場民宿」下車

●西湖公式サイト:http://www.saiko-kankou.jp/

●周辺の観光施設
・西湖いやしの里根場
「西湖いやしの里根場」は、集落型の体験スポットとなっています。かつて西湖の根場地区には昔ながらの茅葺屋根の集落が広がっていましたが、台風の被害によって壊滅してしまいました。そんな古き良き日本の姿を人々にもう一度見てもらおうと、復元した観光地が「西湖いやしの里根場」です。街並みだけでなく、敷地内には伝統工芸の体験やお食事処、おみやげの販売店が充実しており、一日いても飽きることがないでしょう。

住所:山梨県南都留郡富士河口湖町西湖根場2710
公式:http://www.fujisan.ne.jp/iyashi/

・西湖ネイチャーセンター「クニマス展示館」
一度は絶滅したとされた奇跡の魚「クニマス」について、楽しく学べる施設です。オープンは2016年4月とまだ新しい施設で、最新のクニマスの生態に関する情報や実際に泳ぐクニマスの姿を見ることができます。(入場無料)

住所:山梨県南都留郡富士河口湖町西湖2068
関連:http://www.fujisan.ne.jp/search/info.php?ca_id=2&if_id=222

青木ヶ原樹海

青木ヶ原樹海
青木ヶ原樹海は別名「富士の樹海」とも呼ばれている、富士山の裾野に広がる原生林です。富士山の山頂から見下ろすと、風になびく木々がまるで波打つ海のように見えます。

●青木ヶ原樹海とは
樹海は誰も足を踏み入れていない土地が多いため、手の加えられていないそのままの自然が残っているスポットです。
ただし、その分多くの危険が伴い、決められたコースから外れると元の道に戻ることが困難です。初心者が独りで散策することは避けるようにしてください。

●ネイチャーガイドツアー
樹海を観光したい人は、富士河口湖町公認のネイチャーガイドツアーに参加することをおすすめします。ネイチャーガイドツアーは完全予約制になっているため、事前に日程を決めてから申し込むのが良いでしょう。ツアーでは富士山の噴火によってできた「溶岩洞窟」を中心に散策します。

・西湖コウモリ穴
ネイチャーガイドツアーの拠点にもなっている「西湖コウモリ穴」は、溶岩洞窟の中で最大規模のものの一つです。現在でも洞窟内の温度は一定に保たれているため、コウモリの冬眠場所となっています。

住所:
山梨県南都留郡富士河口湖町2068
アクセス:
<車>河口湖ICを下り、国道139号線を西湖方面へ約25分
<バス>富士急行線「河口湖駅」→西湖・青木ヶ原樹海周遊レトロバス「西湖コウモリ穴」
下車

・富岳風穴
大きく空いた横穴の奥に広がる「富岳風穴」は、かつては天然の冷蔵庫として使用されていたこともあり、平均気温は3度になっています。洞窟内では、夏でも溶けない巨大な氷柱や溶岩棚、縄状溶岩を見ることができます。

住所:
山梨県南都留郡富士河口湖町西湖青木ヶ原2068-1
アクセス:
<車>河口湖ICを下り、国道139号線を西湖方面へ約20分
<バス>富士急行線「河口湖駅」→西湖・青木ヶ原樹海周遊レトロバス「風穴」下車

・鳴沢氷穴
「鳴沢氷穴」は溶岩でできた竪穴環状型の洞窟です。深さ21メートルのところまで進むことができ、道中には巨大な氷柱や氷の壁、溶岩トンネルなど、自然のアートを目にすることができます。

住所:
山梨県南都留郡鳴沢村8533
アクセス:
<車>河口湖ICを下り、国道139号線を西湖方面へ約15分
<バス>富士急行線「河口湖駅」→西湖・青木ヶ原樹海周遊レトロバス「氷穴」下車

山中湖

山中湖
山中湖は、富士五湖の中で一番の標高と面積を誇る湖です。その標高の高さから、夏でも平均気温は20度と涼しく、多くの観光客が避暑に訪れます。また河口湖同様、ヨットやサイクリングなど数多くのスポーツが行われています。

●山中湖とは
多くのアクティビティを提供する山中湖ですが、豊かな自然も特徴です。山中湖は「白鳥の湖」とも呼ばれており、白鳥が越冬のために毎年訪れます。
また、富士五湖に棲息する「フジマリモ」が最初に発見された湖でもあります。地元小学校の理科の授業をきっかけに偶然発見されたということです。

●住所・アクセス
・住所
山梨県南都留郡山中湖村

・アクセス
<車>
中央自動車道河口湖IC→東富士五湖道路経由で山中湖IC
東名自動車道御殿場IC→国道138号線須走経由で山中湖IC
<高速バスの場合>
新宿西口(中央高速バス)→富士急ハイランドを経由して山中湖IC
東京駅(東名高速バス)→富士急御殿場車庫を経由して「山中湖」下車
<電車・バス>
JR中央線「大月駅」→富士急行線「富士山駅」下車→富士急路線バス「山中湖」下車
JR御殿場線「御殿場駅」→富士急路線バス「山中湖」下車
東海道新幹線「三島駅」→特急バス(要予約)「山中湖」下車

●山中湖公式サイト:http://www.yamanakako.gr.jp/

●周辺の観光施設
・石割の湯
山中湖周辺の散策やハイキングを終えて汗を流すなら、この温泉がベストでしょう。日本最高級のアルカリ性温泉が疲れを癒やしてくれます。また湯船に工夫が施されており、木の温かさとぬくもりを感じることができます。

住所:山梨県南都留郡山中湖村平野1450
公式:http://www.ishiwarinoyu.jp/

・テディベアワールドミュージアム
種類豊富なテディベアが可愛らしい雑貨とともにお出迎えしてくれる、女性に人気のメルヘンなミュージアムです。館内では、有名メーカーのテディベアを抱くことができます。また、管内のレストランからは山中湖が一望できます。

住所:山梨県南都留郡山中湖村平野493-111
関連サイト:http://goo.gl/ZVrZS8

・花の都公園
敷地いっぱいに咲き誇る四季折々の花が、絨毯のように富士山のふもとを彩って見える構図は、花と富士山の美しいコントラストを引き出すために施された工夫です。絶好の撮影スポットとなっており、多くの人がカメラを持って訪れます。有料エリア「清流の里」では、全天候をカバーした温室ではランなど珍しい熱帯植物も見られるほか、ほっと一息つける和風庭園でくつろぐこともできます。また、夏にうれしい水広場や、富士山の神秘を体験できる溶岩樹型地地下観察体験ゾーンもあります。

住所:山梨県南都留郡山中湖村山中1650
関連サイト:http://goo.gl/JOz8DA

白糸の滝

白糸の滝
白糸の滝は、1936年(昭和11年)に、国の名勝及び天然記念物に指定されています。「日本の滝百選」にも選ばれており、その見事な風景は古来より人々に愛されてきました。清涼感の感じられる観光スポットとして、暑い夏にこそ訪れたいおすすめの場所です。

●白糸の滝とは
白糸の滝といえば、細く流れ落ちる水の美しさが特徴です。まるでたくさんの絹糸がさらさらと落ちていくかのような繊細で優美な姿は、これが滝だということを忘れさせるほどです。一方で、落下する水量は毎秒1.5トンと、繊細さの裏に激しさを併せ持っています。

●音止めの滝
白糸の滝と対をなす「音止めの滝」も魅力的です。白糸の滝とは打って変わり、音止めの滝は落差25メートルを水が豪快に落下する雄々しい姿をしています。
滝の名前にまつわる伝説が残っています。
その昔、富士山の裾野で父親の敵討ちをしたとされる「曾我兄弟」が、父の仇「工藤祐経」を討つ話し合いをしていた際、余りに大きな滝の音で声がさえぎられたため、しばし神に念じたところ一瞬滝の音が止んだと言われています。これが「音止めの滝」の由来です。

2つの滝は隣接しています。訪れる機会があれば、その鮮やかな対比を味わってみてください。

●白糸の滝の住所・アクセス
・住所
静岡県富士宮市上井出原

・アクセス
<車>
中央高速河口湖IC→国道139号→途中の右折標識がある場所で右折し2キロメートル直進
<電車・バス>
JR身延線「富士宮駅」→富士急静岡バス「白糸の滝」下車

●白糸の滝関連サイト:http://fujinomiya.gr.jp/shiraito/index.html

柿田川湧水

柿田川湧水
「柿田川」は全長1.2キロメートルという、一級河川としては最も短い川ですが、「四万十川」や「長良川」に並ぶ、「日本三大清流」のひとつです。その湧水は「名水百選」にも選ばれており、おみやげとして持ち帰る人もいるほどです。

●柿田川湧水とは
富士山の雪や雨が地中に染み込み、清水町の「湧き間」と呼ばれる場所から湧き出たものが「柿田川湧水」です。水量が多いため川になっています。
水の透明度が抜群で、名水として名高い柿田川湧水ですが、高度経済成長期の頃は生活排水や工業排水で汚れていました。地元の清水町が、柿田川の湧水と周囲の自然を保護しようと「柿田川公園」を開園し、現在では観光スポットとなっています。

●柿田川公園
・第一展望台
第一展望台は柿田川の上流に位置しています。透き通った水面を通して、川底からこんこんと水が湧き出る様子を眺めることができます。

・第二展望台
第二展望台には、高度経済成長期の名残で、現在は存在していない紡績工場で使用されていた取水管がそのまま残されています。当時は汚れていた取水管の周辺も、今ではキレイな水色をした水が流れています。

・湧水広場
「湧水広場」は、柿田川の水とたわむれることができる水浴び場です。夏の暑い季節などには、子供連れが多く訪れます。

●柿田川湧水の住所・アクセス
・住所
静岡県駿東郡清水町伏見71-7

・アクセス
<車>
東沼津IC→一般道(6キロ)→柿田川公園
<電車・バス>
JR東海道本線または東海道新幹線「三島駅」南口→沼津登山東海バス4番線「沼津駅行き」乗車→「柿田川公園」下車

●柿田川湧水公式サイト:http://www.kakitagawa.or.jp/kakitagawa.html

●周辺観光施設
・柿田川美術館
「柿田川美術館」では、昔から現代までのさまざまな展示物が並べられています。作品の一つひとつに、今と昔のつながりを感じることができるでしょう。また、可愛らしい「ねこ館長」のお出迎えもあります。

静岡県駿東郡清水町伏見86 泉の館
公式:http://kakitagawa-museum.jimdo.com/

富士山で大自然のパワーを体感しよう!

富士山やその周辺エリアでは、大自然の圧倒的なパワーを感じることができます。この夏は、人の手が及ばないそのままの自然が残る富士山周辺で、大きな感動を味わってみてはいかがですか?